佳奈子スペンドラブと私たちの出会いは、パンデミック直前の2019年冬、和歌山アドベンチャーワールドで開催された人とイルカが織りなす愛がテーマのショー「マジカルクリスマス」。
ここから奇跡が始まっていました。大切な人を失った世界でふと願ったことは、世界中の子ども達を幸せにするシステムを作りたいという夢。そんなこと無理だな・・・と思っていた頃に、同じ想いを持つ私たちが偶然に再会し、絵本を一緒に作ることとなったのです。
佳奈子スペンドラブが、ハワイの大自然の中で創ったストーリーをもとに、京都の手描き友禅着物作家の林川信夫が、80歳という年齢を感じさせない宇宙のような想像力で描く・・・。ハワイと京都で、何度もZoomのやり取りを重ねながら出来上がったのが、絵本「あまみずの冒険」です。
夢を持ち続け、夢をかなえる、そんな魔法をかけてくれる物語です。この絵本を、世界中の子どもたちに、沢山の方々に届けて行きたい。その模索の中出会ったのが、ベトナムの有機栽培のカカオでした。

カカオには、たくさんの健康へのベネフィットがあります。そのため5000年以上も前から、薬として、また儀式の貢物、さらには通貨として大切に扱われ、神様から人間への贈り物と伝えられてきました。「神秘的な力を持つもの」として、長い間たくさんの人々を魅了してきたカカオですが、私もその神秘的な力に魅了された一人です。以来、カカオパウダーをお湯で溶かし、蜂蜜を混ぜてカイエンペッパーを最後にひとふりしたドリンクを、鳥のさえずりを聞きながら飲むのが私の毎日の楽しみとなりました。

私が手作りするチョコレートは、とてもシンプル。硬くて小さいさいころのような形をした、カカオ100％に近いハイカカオチョコレートです。キャンディーのように、口の中でゆっくり溶かして楽しみます。ほんのり蜂蜜や、アガペの甘味を足して、砕いたナッツ類にうすーくチョコレートを流し込み、ラベンダーやローズなどお気に入りのハーブに散りばめて楽しむこともできます。

Cacao１０１の愛と直感が加わったレシピと、ベトナムで愛情いっぱいに育てられた神聖なカカオ。 これらにより作られたチョコレートを、ぜひ五感で楽しんでください。そして、口の中でチョコレートが溶けると共に、皆さんが持つ神秘的な力が輝き出すのを、ぜひ感じてみてください。

佳奈子スペンドラブ（旧姓 北尾佳奈子） 


京都府出身・ハワイ在住 、アテネオリンピック シンクロ銀メダリスト、シルク・ドゥ・ソレイユパフォーマー、演出家、エナジーワーカー